2005年入社甲板部 船長
北川 桂吾 KEIGO KITAGAWA
当社で一番若い船長。プロ意識・安全意識が高く、探求心があり、目指すべき存在。
この仕事を選んだきっかけは何ですか?
子供のころからの憧れだったり、海で働きたいとか、船に乗りたいとか、そういった希望があったわけではなかったんです。
通っていた学校が船の学校で、勉強していくうちにこの業界で働こうと決意しました。
この仕事のやりがいは?
船長という役職を与えられて、船のトップになり、すべてのことを自分で決めていかなくてはいけなくなった責任が、そのままやりがいやモチベーションになっていますね。
また、立場的に部下の育成が大きな役割となり、彼らの成長を感じられることはこの役職の醍醐味でもあります。
今後の目標や夢は何ですか?
技術の継承です。もちろん自分自身も勉強段階で、成長の過程に居るわけですが、自分だけの成長を追い求める立場ではないので、自分が得た技術を部下たちに継承して、船全体の技術の向上を目指していきたいですね。
職場の雰囲気について教えてください。
職場の雰囲気は、アットホームな感じです。若い乗組員が多いので、和気あいあいとした明るく話しやすい環境だと思います。
船の学校で学ぶような、船特有の縦社会はもちろんありますが、プライベートでゴルフや飲み会などの交流も多く、人間関係がきちんと形成されたうえでの仕事上の縦社会ですから、関係性は良好で、身構えたりする必要はないと思います。
入社後一番思い出に残っている事は何ですか。
2,3年前ですかね、「大翔丸」という船の新船引き取りに、一等航海士として立ち会ったことです。造船所で作っていく段階から見てきた新しい船に自分が初めて乗り、運航する、初めて港に乗り入れる、その船の初めてをすべて経験できたことはこの会社に入って一番思い出に残っていることですね。船で生活するためのものをそろえたり、真新しい機械類を初めて触ったり、この船と共に歩んでいくんだと思うと感慨深かったです。
今後どんな仕事に挑戦したいですか。
後輩の育成にさらに力を入れていきたいです。航海するメンバーは毎回同じではないですし、ブランクのある乗組員が乗船することもあります。誰に対しても全く同じ方法で機械的に指導するのではなく、メンバーそれぞれの知識や経験、性格に合わせた指導を行っていけるようにしていきたいです。
学生時代に学んだ事、経験した事で入社以降役立っている事はありますか?
実習船での経験が、そのまま仕事に活かされていると感じます。船での実際の仕事や役割、「こういう場合はこんな風にしたらいい」というような細かなケーススタディーまで、学校で学んだことは今でも役に立っていますね。
最後に、応募される方にメッセージをお願いします。
船の仕事は、「上下関係が厳しい」「長期間拘束される」「仕事がきつい」そんなイメージが強いかもしれません。でも、実習船での経験があれば何も心配することはありません。また、陸上での仕事よりも給料がよく、長期間の休暇が取れるなど、船の仕事ならではのメリットもありますので、ぜひこの仕事にチャレンジしてみてください。
船という閉鎖された環境にはなりますが、周りの人と良好なコミュニケーションを取れる方なら、仕事の面でも伸びしろは大きく、生活面でも楽しく続けることができると思います。乗組員一同、皆さんの入社を楽しみにお待ちしています。
休日の過ごし方
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息子とアオリイカ釣り
釣ったアオリイカです
覚えたてのゴルフ
家族との観光
北川さんのある1日
DAY
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